頭痛や肩こり、目の疲れ、顎関節症で悩んでいる方へ
皆様はご存知ですか? 一般的にあまり知られてはいませんが、頭蓋骨というのは1個の骨ではなく、実は合計23個のこまかなパーツが組み合わさって出来ているのです。そのパーツのつなぎ目を縫合と言います。
このパーツの組み合わせが崩れた状態が、頭蓋骨のゆがみとなり、頭痛や首の痛み、目の疲れや痛み、顎関節症や肩こりの原因となります。
ゆがみをみつけるポイントとして、左右の眉の高さ、目の大きさ、耳の高さ、頬の高さ等の違いがあるかどうか、チェックしてみてください。
頭蓋骨がゆがむと、頭蓋骨の内圧が上昇し、内部の脳が圧迫されてしまい、脳脊髄液の流れが悪くなり、脳からの正常な命令伝達が全身に行き渡らなくなります。治療せず放置しておくと頭痛や肩こりなど、様々な症状が徐々に激しくなります。
◎頭蓋骨矯正は、矯正後にすぐに様々な症状がとれ、気分が明るくなります。
◎圧迫されていた血管や神経を開放し、流れを良くすることで脳の緊張を除き、脳からの命令伝達がスムーズにおこなわれるようになります(気力・集中力の低下など自律神経の改善)。
◎首の痛みや頭痛が取れ、視野が広がります。
◎眼の疲れや痛み、違和感がとれ、呼吸がしやすくなります。
◎かみ合わせがよくなり、口を大きく開けることが出来ます。
◎美容の面では、顔のたるみやしわ、目がパッチリ開くようになります。
◎小顔になり、美男美女になります。
●脳の役目
「血液の循環・呼吸・食べる・動く」これらを行うのはそれぞれの器官であってそれをコントロールするのが脳の役目です。
「見る・聞く・味わう・臭う・考える・判断・感動」するのは脳であり、脳は様々な役目を担っているスーパーコンピューターと言えます。
●頭蓋骨は、大別して脳頭蓋と顔面頭蓋に分けられますが、ここでは脳を収めている脳頭蓋のことについて説明します。
頭蓋骨のつなぎ目を縫合と言います。頭蓋骨が(微小に)動くのはこの部分であり、その周りに髄膜があり、その中を脳脊髄液が流れています。脳脊髄液は頭蓋骨・脊柱・仙骨・尾骨まで循環しており、頭蓋骨と仙骨が動くことで脳脊髄液を循環させるポンプの役目をしております。頭蓋骨が動く理由は、脳脊髄液を循環させるためです。脳脊髄液は、脳に栄養を与え、老廃物を除去します。
頭蓋骨の縫合の動きは、1分間に人間の呼吸数とおなじで10回前後、微小に動きますが、内外的な強力なストレスによって頭蓋骨を構成する23個の骨の一部にロックがかかり、それが頭蓋骨のゆがみとしてあらわれます。その為、脳脊髄液の動きが滞り、脳の働きが制限されたり過剰反応をおこしたりします。
そして、頭蓋骨底部と頸椎の関節のかみ合わせが悪くなり、頭蓋骨底部から出入りしている神経および血管にも影響をおよぼします。
●頭蓋骨の矯正
頭蓋骨の矯正は、脳脊髄液をうまく循環させることによって、脳の働きを適正に機能させるとともに、頭蓋骨底部と頸椎の関節までを正常な配置にしますので、頭蓋骨底部から出入りしている神経や血管、筋肉や靱帯にも良い影響をおよぼし、正常な機能が回復します。
頭蓋骨の動きが異常な場合は様々な症状が現れます。様々な症状とは、上記に書いた通りです。
出産時、狭い産道を回転しながら通り出てくるので、その際に既に微妙にゆがんでいます。
また、出生時にゆがみが強いと子供の時から色々な病気が現れてくるケースもあります。
皆さんも子供の頃に「転倒」「衝突」「事故」などの経験はありませんか?
その遭遇したケガによってゆがみが蓄積されて、身体の柔軟性が無くなってくる25~30歳位になると、色々な症状が出てきます。
人間には「癖」があるので、その間違った習慣や姿勢からゆがみが発症したりします。利き手、利き足、利き目、食べ物の噛み方、テレビを観る姿勢、寝る姿勢などが悪いとゆがみが出てきます。
人は過度に目を使い過ぎると、首の後ろに「コリ」ができ、頚椎が引っ張られゆがんできます。最初の頚椎は回転するように後方へ、次に頚椎は「利き目」の方向へゆがみます。
むちうちは首の損傷だけではなく、振り子現象によって頭蓋骨もゆがみが生じます。
当院では、頭蓋骨へアプローチを行い、ゆがんだ頭蓋骨を正しい位置に矯正することにより、首も正常な位置に矯正することが出来ます。
精神的ストレス、噛み合わせ、電磁波、家事、育児、事故、運動不足、携帯電話、ゲーム、パソコン、読書、寝る姿勢、歩き方、眼精疲労、食事方法など、あらゆる原因がありますので、一度当院までご相談ください。
スポーツを3年以上持続しているとゆがみが生じている場合もあります。
これは、偏った動きや偏った姿勢から出てくるゆがみと同じです。整骨院にて的確な治療をしてもらいましょう!
物理的なストレスはもちろん、精神的なストレスでも頭蓋骨はゆがんできます。
例えば長時間のパソコン作業や車の運転、人間関係なども要因です
患者様から写真の提供
施術前
当日、1回目の頭蓋骨矯正後の写真。
翌日、2回目の頭蓋骨矯正後の写真。
2日連続で施術させていただきました。
3日後。3回目の施術後の写真。
10日後。4回目の施術後。
施術前
施術後。1回目
1週間後。2回目。
頭蓋骨正面の模式図。赤い線は縫合です。
頭蓋骨を横から見た模式図。赤い線は縫合です。
左下から蝶形骨・頬骨・上顎骨です。
頭蓋骨を後ろから見た模式図。赤い線は縫合です。
頭蓋骨を上から見た模式図。赤い線は縫合です。
頭蓋骨を下から見た模式図。赤い線は縫合です。上の文字は、蝶後頭軟骨縫合です。
頭蓋骨底の模式図。頭蓋骨を水平に切り上から見た図。それぞれの骨が正常な位置にある。
頭蓋骨底。側頭骨が開いている(広がっている)状態。
頭蓋骨底。側頭骨が閉じている(狭まっている)状態。
頭蓋骨底。蝶形骨と後頭骨の位置が違いひずんでいる状態。
頭蓋骨底。蝶形骨と後頭骨の位置が近づき狭まっている状態。
頭蓋骨を縦に切り、横から見た図。蝶形骨の位置がズレている状態。
頭蓋骨を縦に切り、横から見た図。蝶形骨の位置がズレている状態
●元々、頭蓋仙骨療法はオステオパシーの先生が考えたものですが、頭蓋骨のみを矯正していてもまたすぐ歪んでしまうという事が多くありました。その後、オステオパシーの先生とカイロプラクティックの先生が協力して研究した結果、頭蓋骨の歪みと身体の歪みには密接な関係があることが分かりました。そして頭蓋骨と身体のバランスを取ることで身体全体の機能を改善させるテクニックが創られました。
●頭蓋骨の歪みというものは、身体の総合的な歪みの影響を受けています。当院では、身体の総合的な歪みを正し、頭蓋骨矯正をおこないますので、患者さんの希望がなくても必要に応じて頭蓋骨矯正を治療に組み込んでいく場合もあります。
●頭蓋骨矯正をする前に、他に矯正しなくてはならない身体の問題が多くある場合は、何度か通院されてからでなければ頭蓋骨の矯正をおこなわないかも知れません。ただし、それは最初から頭蓋骨矯正のみを行なうよりも、身体の回復への近道になるという事をご理解いただきたいと思います。